・お客さんの顔色伺いながら仕事するの辛い。。。
・プロジェクト変わるたびに勤務地が変わるのもうヤダ。。。
SESエンジニアのこのような悩みを解決いたします。
この記事を書いている私はFラン卒から国産車営業→SESエンジニアというブラックを経て、現在は就職活動中に憧れていた大手ホワイト企業にて社内SEをしています。
SESエンジニアの過酷さを体験しているからこそ、この記事の内容をお伝えしたいと思っています。
今は少しは改善されたのかもしれませんが、SESの案件って二次受け/三次受け以下の案件が多くて、労働環境がそんなに良くなかった記憶が刻み込まれています。。。
顧客からの無茶ぶりに応えながらの長時間労働辛いですよね。。。
人によって向き/不向きあると思いますが、裁量をもってホワイトに働ける社内SEへの転職をお勧めする記事です。
SES(システムエンジニアリングサービス)とは
情報システム分野において技術者を派遣するサービスのことを指します。SESでは、企業が自社のシステム開発や運用を行うために必要な技術者を、外部のSES会社が派遣する形態を取ります。
IT業界特有の階層構造により、下位になればなるほど劣悪な環境で業務に取り組み可能性が高く、”IT土方”という不名誉な呼ばれ方も。。。涙
社内SEの仕事内容
皆さん、一般的な社内SEの仕事内容はすでにご存知と思いますんので、超ざっくり書きます。
- システムの設計・構築 :システム作ります!
- システムの運用・管理 :システム保守運用します!
- セキュリティ対策の実施:パッチ当てます!
- ユーザーサポート :社内関係者からの問い合わせ等に対応します!
・・・そして、一番時間を費やすであろう本当の業務内容はこれです。
- 社内決裁取得および役員向け説明資料の作成
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これは会社によって運用が異なりますが、一定規模以上の会社の場合は何をするにも決裁書や稟議書の対応が必要です。
私は金融系企業に属していますので、この作業の比率がとても多いです。特に各種システムの保守更新時期は稟議書を書いているだけで1日が終わることも。。。
また、社内で新規システムを構築する案件がある際には、役員へのプレゼンが必要なことが多く、その説明資料の準備に1〜2ヶ月掛けることもザラですね。
皆さんが思っている以上に、社内”SE”はシステムに関わっている時間が少ないですよ。
- 次年度予算の策定
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毎年12月〜1月あたりに来年度の予算を計上するため、今年度の作業実績の棚卸しや、中期計画等を加味して新規案件等の整理を行います。
申請した通りに予算が通れば楽ですが、全社で予算圧縮が必要となった場合は各部署間での調整・折衝なども発生するので結構リソースを消費します。。。
- 各システム担当ベンダの定例会への参加
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マルチベンダの企業は特にこの時間が多いです。
毎週月曜午前は〇〇システム、午後は××システム、水曜日は・・・・・・・みたいな感じです。。。
ただ聞いているだけでは定例会が形骸化してしまうので、ちゃんと運用方法等は管理する必要があります。
人によっては「私はSEなのに」って思ってしまうかもしれないですね。
社内SEのメリット/デメリット
SESから社内SEへ転職をした際のメリット/デメリットを考えてみました。
メリット | デメリット |
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ビジネスや業務プロセスを理解しやすい 社内のシステム開発や運用に特化したスキルを身につけられる 裁量をもって案件をコントロールできる 労働環境が良い 腰を据えて働くことができる | プログラミングを行うことはほとんどない 企業によっては部門毎のITリテラシーが低く、社内関係者への説明に気を遣う |
私の場合は、ゴリゴリの技術で生きていく!というSEではなく、仕様調整等の営業的な面が強いSEだったので上記のデメリットはデメリットとして感じていませんでした。
SESの場合は他人からの指示ありきで業務をこなす感じでしたが、社内SEの場合は自分の責任で裁量をもって案件を遂行することにやりがいを感じます。
むしろ得意な面を活かすことができて良かったです
まとめ
SES企業の利用方法は、他業種からSEへ転職する場合の職歴作りだけだと思ってます。
私は自動車営業から業務未経験でSEになるため、キャリアの踏み台として採用の敷居が低いSES企業に入社しました。
ブラック企業で働き続けることに意味はありません。
皆さんもホワイト企業の社内SEへの転職を目指してみませんか!
転職活動にデメリットは全くないのですから。